令和元年深谷市議会第1回定例会が、6月21日に開催された。
議会では様々な議案が審議され、多くの重要な決定が行われた。
特に市長追加提出の議案や各常任委員会からの報告が注目された。
まず、馬場 茂議会運営委員会委員長は、追加された市長提出議案について報告した。
この議案は、深谷市監査委員の選任に関するもので、地方自治法に基づき議会の同意が求められている。
馬場議員は「本日の日程に追加し、提案理由の説明を行う。」と述べた。
次に、各常任委員会の審査経過と結果が報告された。柴崎 重雄総務委員会委員長は、「特に会計年度任用職員に関する条例の審査が重要である。」と強調した。
審査を経て、本案件は原案通り可決された。
また、茂木 一郎福祉文教委員会委員長は、幼児教育無償化に伴う食材料費の請願について報告した。
賛成派と反対派の意見が飛び交い、最終的に不採択となった。
続いて、武井 伸一産業建設委員会委員長は、「ふかや花園駅前土地区画整理事業」に関連する補正予算について説明した。
この予算は、産業拠点整備室の花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトに充てられる。
武井委員長は、「農振地域にある土地の利用に対する議論も必要だ。」と指摘し、将来の土地利用について議論が必要との見解を示した。
最後に、清水 健一議長は人権擁護委員候補者の推薦について触れた。
市長が法務大臣に対して推薦を行い、議会でその意見を求められた。
議長は「適任であるとの考えに異議は無い」とし、候補者推薦を決定した。
令和元年深谷市議会第1回定例会は、地区の様々な問題を解決するために重要な議論を行う場となった。