令和元年9月26日、深谷市議会第2回定例会が開催された。議題は多岐にわたり、各常任委員会からの報告や新たに提出された議案が検討された。
まず、議会運営委員会の報告が行われ、馬場茂議員がその内容について詳細に説明した。本日付で市長から提出された議案第50号については、ロボットの取得に関するものであり、8,250万円での契約が提案されていると述べた。
次に、各常任委員会委員長による報告が続いた。柴崎重雄総務委員会委員長は、報告第3号の審査結果について言及し、専決処分の承認が得られたことを報告した。議案第26号の決算認定に関する質疑では、鈴木三男議員の反対意見がなされ、地域経済を支えるべきとの主張が強調された。
一方、茂木一郎福祉文教委員会委員長も報告を行い、議案第34号の改正に関する質疑応答では、改正内容が保護者への周知が行われたことを確認し、子育て支援の重要性が語られた。
また、武井伸一産業建設委員会委員長の説明では、議案第37号について、地区の利用方針や建築物の制限が説明され、新たな施設整備の方針が示された。
さらに、決算特別委員会からの報告もあった。馬場茂議員は、決算の認定を得るための審査を経て、各種決算が承認される見通しであることを伝えた。
年度予算の補正を伴う議案についても、各委員から質疑があり、特に住宅ローン控除や消費税増税の影響が議論された。
新たに提案された市長の議案第50号は、ロボット取得のための予算案として注目を集め、議員からも質疑が殺到した。市長は「実在の人物のアンドロイドを製作するものであり、特許の関係から特定の事業者に依頼することになった」と述べた。
各アジェンダの討論は賛否が交わされ、多くの案件が拍手により可決された。また、人権擁護委員会の候補者推薦に関する事項も承認される見込みとなった。
最後に、清水健一議長によって閉会の宣告が行われ、令和元年の深谷市議会第2回定例会は終了した。