令和4年3月8日、深谷市議会は第1回定例会を開催した。
この日は武井伸一議長の進行のもと、議会運営委員会の報告が行われた。
議会運営委員会委員長の清水健一議員は、3月7日付の議員提出議案について報告を行い、質疑終了後は討論、採決に進むことを決定したと述べた。議第1号議案については、柴崎重雄議員を提案者とし、ウクライナへのロシア連邦の侵攻を非難し、軍の即時撤退と平和的解決を強く求める決議が提出された。
議案に関する質疑は行われず、その後の委員会付託を省略する旨の提案も異議なしとの確認が取れた。
髙田博之議員はこの議案への賛成を表明し、埼玉県内での意見書の採択についての動きを紹介した。議案は原案通り可決され、その後議長は、議会の決議内容を埼玉県市議会議長会に提出する意向を示した。
会議は午前9時から始まり、最後の採決を経て午前9時6分に散会した。議会では議第1号議案の可決が確認され、議員たちの強い意志が表明された。特に、深谷市議会は恒久平和を求める姿勢を明確にし続け、地域社会と連携を深めていく意欲を示していることが注目される。