令和2年6月17日、深谷市議会では新型コロナウイルス感染症対策や地域の安全に関する議論が行われた。
一つ目の重要テーマは新型コロナウイルス感染症に関連した避難所の基本方針である。
この方針では、避難者の健康状態の確認や二メートルの社会的距離を保つことが重点にされている。
入所受付において、検温や衛生管理が求められ、必要用品の持参も推奨されている。
特に、避難所の収容人数を抑えるため、テント泊や車中泊といった選択肢の検討も進めているとのことである。
次に、岡部駅前の放置自転車の問題が取り上げられた。
市はJRに放置自転車対策を要請しているが、依然として課題が残る。
地域住民からは市の積極的な関与が求められているが、法的にJRの裁量に任されている部分が多く、難しい状況も窺える。
住民の利便性を高めるための取組が望まれる。
最後に、かかりつけ医制度の推進が求められた。
市は昨年度のアンケートで、かかりつけ医の割合が76.9%と高率であることを把握しており、今後の広報活動としてさらなる普及啓発活動が必要だとされる。
市民の健康管理を主眼に、推進する動きに期待が寄せられている。
今回の議会では、地域の安全を守るための具体策が計画され、住民の健全な生活を維持する努力が見られた。