深谷市議会は、令和2年11月24日、第四回定例会を開会した。
この定例会は、21日間にわたって行われる予定である。内容には、市長提出の議案13件と議員提出の議案2件が含まれており、この日は主に議会運営に関する報告が行われた。
まず、議会運営委員会の報告として、馬場茂議員(議会運営委員会委員長)が登壇し、今定例会の議案の概要を説明した。議案の中には、議案第91号の深谷市市長、副市長及び教育長の給与等に関する条例の改正が含まれ、期末勤勉手当の支給基準日までに新たな条例を施行する必要性が強調された。
次に、各議案に対する質疑が行われたが、特に議案第91号に対する討論が目立った。鈴木三男議員は、新型コロナウイルスの影響で職員が尽力している中、引下げに反対意見を表明した。一方、他の議員からは、改正が必要であるとの意見もあり、議案は賛成多数で可決された。議会は、議員報酬やその他の手当についても改正案を協議し、議第5号及び議第6号も批判なく可決された。
さまざまな議案の説明や質疑応答を経て、今後の予定についても報告された。議会は、11月27日に再開し、議案に対する本格的な質疑に入る。議員は、請願の趣旨説明を行い、後日、委員会に付託する予定である。
このように深谷市議会の新たな施策に向けた準備が進められていることが明らかになった。議会は、市民の意見を織り交ぜながら進行していく意向を示している。