令和4年3月定例会第1回は、2月22日午前9時に始まった。 武井伸一議長は、本会議の開会を宣言。
その後、議会運営委員会の清水健一委員長が報告に立つ。彼は、今会期に付議される議案数が30件であることを強調し、本会議の会期は2月22日から3月17日までの24日間と決定したと述べた。
議席の指定に関しては、補欠選挙を経て当選した小林真議員に20番の議席が与えられ、会議録署名議員も指名された。指定されたのは、小林真議員、加藤利江議員、永田勝彦議員の3名。
次に、会期の決定が行われ、議長は異議なしとの反応を受けて、正式に会期を定めることを確認。続いて、閉会中の常任委員会委員の選任や、現金出納検査結果などの諸報告が行われた。
また、今回の市長提出議案は、議案第15号を含む多岐にわたる内容で構成されている。特に注目すべきは、令和4年度予算や国民健康保険に関する改正が含まれており、これに対する質疑が重要視されている。
市長の小島進氏が提案理由を述べたところ、特に新型コロナウイルスの影響を受けた経済復興や子育て世帯への支援が強調された。彼は、「安心して子育てができる環境の充実」を基本的な姿勢として掲げ、具体的な施策として第2子以降の保育料無償化を実施することを発表した。
質疑の中で、議員からは新型コロナウイルス対策が強く求められ、医療体制の充実も焦点に。当局の担当者は、それに対しワクチン接種の進捗状況を報告し、引き続き最前線で行動する意思を示した。
会議はスムーズに進み、一部の議案は迅速に採決される運びとなった。特に、国民健康保険特別会計の補正予算に関する議案は迅速に可決され、市の医療費支出の基盤を支える重要性が改めて確認された。
次回の本会議は、2月28日午前9時から実施される予定であり、議案に対する質疑、委員会付託が行われる。議長の宣言により、本日の議会は無事散会となった。