令和2年2月27日、深谷市議会で第1回定例会が開催された。
この日は、予算特別委員会の正副委員長の互選結果が報告された。委員長には仲田稔議員、副委員長には田口英夫議員が選ばれた。
次に、監査委員からの財政援助団体等監査及び令和2年1月分の現金出納検査の結果が報告された。監査結果の内容は今後、議会事務局での閲覧が可能となる。
続いて、議案に対する質疑が行われた。
質疑の中で、富田勝議員がふるさと納税寄附金の増加に関して質問をした。1億5,000万円の増加が渋沢栄一効果によるものかを確認した。
その後、飯野勇人産業振興部長は寄附金の上積みの理由として、地場産品の振興策を挙げた。特に、地元企業の商品の充実により寄附金が集まっていると述べた。
次に、鈴木三男議員がこのふるさと納税による返礼品について質問した。この寄附金の30%程度が返礼品の経費に充てられるため、鈴木議員は具体的な金額的な見込みについて質問した。飯野部長は、ふるさと納税の寄附金が40%に増えた場合も十分対応可能とし、返礼品の質向上が重要であると強調した。
この日の会合では、進行されるすべての議案に関して今後の進め方と会議のスケジュールも調整された。今後の定例会では、市政一般に対する質問が行われる予定である。加えて、議案の運営に影響を与える事項についても議論されることとなるだろう。