令和5年9月20日、深谷市第3回定例会が開かれ、学童保育、地域防災、地域振興に関する質問がなされた。まず、学童保育に関して、坂本博議員は夏休み中の昼食提供の現状について質問した。現在、6室の公立学童保育室のうち約52%ではお弁当の提供がされているが、全室での提供は難しいとされた。共働き家庭のニーズが高まる中、昼食の提供を増加させる方向も検討されるべきとの意見が出された。
次に、深谷まつりの運営について、坂本議員は今年の開催が好評であったとしつつ、出店が少なくもったいないとの意見を述べた。充実した出店が開催を盛り上げると考え、市役所周辺での出店可能性についても触れられた。市長は商業の活性化に寄与するため、来年度など機会を逃さずに活用していく意向を示した。
最後に、ネギーチャレンジについて、投票率を上げる試みが好評であったとし、今後の実施にも期待がかかる。選挙以外の分野でもこの試みが活用されていくことが期待される。全体を通じて、地域の総合的な取り組みや防災に対する意識を高める重要性が強調された。