令和3年の深谷市議会第1回定例会が、3月17日に開催された。
この会議では、まず議会運営委員会からの報告があり、市長から追加提出された議案に関する手続きが進められた。
関連する議案は7件で、これらは新型コロナウイルス対応や市の財政に関わる重要なものであった。
市長の報告によると、追加提出議案には、一般会計補正予算等が含まれるという。具体的には、花園小学校給食場建設にかかる経費や新型コロナウイルス感染症対策のための経費が盛り込まれていた。
予算特別委員会の審査報告の中では、令和2年度の一般会計補正予算第10号に関する質疑が行われた。
その中で、三田部 恒明議員は地方創生臨時交付金に関する確認を行い、吉岡 和弘企画財政部長は、深谷市の交付額に関する内示が4億9,800万円となっていることを報告した。
また、柴崎 重雄委員長からは、行財政改革推進委員会条例等の改正に関する審査の結果が報告され、原案通り可決される見通しが示された。
議案第1号及び第2号についても、賛成討論なしで採決が進められ、原案通り可決が決定された。
さらに、請願第6号に関しては、詳細な討論の後、賛成多数で採択が決まる一方で、請願第5号が不採択となる結果が報告された。これに対して、賛成と反対の意見がそれぞれ発表され、深い議論が繰り広げられたと言えよう。
最後に、議員提出議案が上程され、深谷市議会規則の一部改正につき、賛成意見の下、原案通り可決された。
この定例会は、市の主要な方針や施策に大きな影響を与える内容が多く含まれており、今後の市政運営に影響を及ぼす重要な会議となった。