令和4年3月1日、河内長野市議会第1回定例会が開会され、市長の島田智明氏が挨拶を行った。
島田市長は、今回提案する議案が報告案件1件、人事案件1件、条例案件15件、その他案件2件、予算案件10件の合計29議案であることを述べ、議会の協力を求めた。その後、会議録署名議員の指名、会期の決定が議題に上がり、今定例会の会期を3月28日までの28日間とすることが決議された。
次に報告第2号として、専決処分報告が行われた。島田市長は、道路に関する物損事故について、3件の専決処分を報告した。これに対して、山本一男議員は事故の再発防止策を求め、事故原因や責任割合について質疑を行った。都市づくり部の山田耕司理事は事故後の安全対策や再発防止策を整備していると説明した。
一方、議案第2号では河内長野市固定資産評価審査委員会委員の選任について、候補者の武田宗久氏の選任が承認された。武田氏は、委員に選任されたことへの感謝の意とともに、公正な審査を行うべく努力することを表明した。
また、議案第3号以降の13件についてまとめて提案理由が説明され、特に地域交通の維持や市有施設の維持管理、それに伴う予算案についても詳細な説明がなされた。予算は一般会計370億7500万円で、前年に比べ増額している。
特に新型コロナウイルスの影響を受ける中でも、地域活動の支援といった施策が進められる見込みであり、鈴木議員は市民生活の向上と経済回復に寄与するため、さらなる取り組みを期待した。議会は、議案それぞれについて承認を求めることとした。