令和2年7月2日、河内長野市議会第1回臨時会が開催された。
本会議では、議案第35号である令和2年度河内長野市一般会計補正予算に関する審議が中心議題となった。市長の島田智明と市議会議長の三島克則は、全会一致での議案承認に対して感謝を述べた。
予算常任委員会委員長の中村貴子議員が審査結果を報告し、全会一致で原案可決の決定がなされている。議案38号については新型コロナウイルス感染症拡大に対応した地方創生臨時交付金が活用され、具体的には233%のプレミアム率の商品券発行が含まれるなど、市民施策が数多く盛り込まれていた。
討論では、山本一男議員、 大原一郎議員、駄場中大介議員がそれぞれ賛成の立場から意見を述べた。山本議員は、効率的な実施計画の必要性を強調した。また、大原議員は新しい生活様式に沿った施策に期待を寄せ、教育支援や地域経済活性化の重要性を訴えた。
一方で、駄場議員は、予算の中でさらなる市の支援を必要とすることを訴えた。特に学校現場の支援や、新型コロナウイルスへの対処施策が切実であるとし、十分な施策が求められているとした。
最後に市長が、速やかに市民に支援を届ける施策を推進する旨を語り、議員への理解と協力を求めた。今回の臨時会では昨年の最初の新型コロナウイルス関連の決定案に続く重要な対策が決定された。議会を通じて市民が早期に平穏な生活に戻れるよう取り組む姿勢が見受けられた。