令和元年6月3日、河内長野市議会では第1回定例会が開催された。
市長の島田智明氏は、報告案件を含む合計22件の議案について審議をお願いした。
議題では、専決処分報告や法定最終決算に関連する補正予算案が取り上げられた。
特に市民税の住宅ローン控除についての延長や、ふるさと納税の規定整備が重要な項目として挙げられた。
また、一般会計補正予算の審議も行われ、歳入歳出共に増額が提起されており、特に環境整備事業や消防体制の強化に焦点が当てられていた。
市長は「地域の安全確保に努めていく」と強調し、出席議員との交流を深める姿勢までも見せた。
さらに、三日市都市開発株式会社、河内長野都市開発株式会社の報告もあり、両者はそれぞれのビルの管理運営について報告した。
特に、ノバティながのの運営状況や南館の空き店舗については、経営改善が求められているとの認識が共有された。
最後に、今定例会においては予算案や運営計画を審査する中で、より効率的な行政運営の意見交換が行われた。市議会は、様々な事業の推進に向けた基盤を固める作業を続けていく意向である。