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泉大津市議会、令和4年度補正予算を可決

泉大津市議会は令和4年12月9日、補正予算など11議案を可決。教育費高騰への支援が強調される。
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泉大津市議会は令和4年12月9日に第4回定例会の3日目を開いた。

本日の会議では、11件の議案が上程され、議会は各議案の審議を行った。

議案第64号「泉大津市都市公園条例の一部改正」の提案理由は、公園の利用促進を図るための規制の見直しであり、特に令和5年度に開設を予定している新公園への準備が含まれる。山野真範都市政策部長は説明の中で、「公園使用に関する新たな行為を追加し、使用料の改正を行う」と述べた。審議の結果、質疑はなく原案が可決された。

次に議案第65号、泉大津市立条東小学校の校舎棟の長寿命化改良工事請負契約についても審議された。丸山理佳教育部長によれば、契約金額は13億1,800万5,700円で、名工建設株式会社が相手方となる。議案は質疑もなく、原案可決された。

また、議案第66号、条南小学校校舎棟の追加改良工事契約変更に関しては、契約金額の増額が2400万円に達する見込みであり、またもや特別の事情としてインフレが引き合いに出された。質疑はなく可決され、改良工事もスムーズに進む見通しとなった。

一方、議案第67号の指定管理者の指定が行われ、シーパスパークの管理を株式会社E-DESIGNが行うことが承認された。指定される期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日だ。行政側は地域活性化に繋がると期待を寄せている。

大阪府競艇企業団の規約変更に関する議案も上程され、名称の見直しが行われる。川口貴子政策推進部長は「ボートレースに名称を統一するための改正」と強調した。

さらに、議案第71号では令和4年度の一般会計補正予算が協議された。光熱水費の増加に伴う予算の充実が図られ、教育費や介護関連も加えられ、予算額は370億7,830万円へ増額となった。県内の物価高騰には、特に生活に直結する支援が求められる中で、意義のある施策とされた。

最後に、補正予算についての一部議員からの疑問も浮上したが、議案は全体的に賛同を得て採決が可決された。今後も市民にとってより良い行政サービスが求められる中、泉大津市の明るい未来に向けた一歩となったことは間違いない。

議会開催日
議会名令和4年12月泉大津市議会定例会(第4回)
議事録
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