令和5年2月21日、うるま市議会の第167回定例会が開幕した。
出席議員は30名、特に市長の中村正人氏が施政方針を発表した。
施政方針では、令和5年度の一般会計予算は689億6,732万7千円とされ、前年より3.3%増となることが紹介された。
この予算には、沖縄振興特別推進交付金として約11億円が含まれるほか、総予算額は1,067億7,087万8千円など、多くの事業への取り組みが示された。
具体的には、うるま市では新型コロナウイルスの影響を受けながらも、各種イベントを確実に実施している。
昨年開催された「うるままるごと文化祭・音楽祭」や「うるま市エイサーまつり」では多くの市民が参加し、地域経済の活性化に寄与したと中村市長が強調した。
さらに、令和5年度の主要事業の一環として、社会福祉の充実を目指した子育て世代への生活安定給付金支給がのべ3500万円が提案されている。
一方で、健康保険制度に関する議案も提案され、国民健康保険特別会計の予算案に対する説明も行われた。
中村市長はまた、子どもたちに明るい未来を施政として強調し、強固な基盤に基づいたまちづくり、福祉体制の整備を進める考えを表明した。