令和元年第4回豊見城市議会定例会が開催された。会議では成人式や道路行政、給食行政、保育行政の取り組みが幅広く議論された。特に新垣亜矢子議員の成人式に関する質問では、成人年齢引き下げに伴う成人式の開催時期について慎重に検討する必要性が指摘された。教育部長の原國政也氏は、18歳から20歳が同時に成人を迎えるため、開催方法や案内方法を早急に決定することが重要であると述べた。
また、道路行政についても多くの意見が寄せられた。特に新垣氏は、工事途中で放置されているの道路が多い現状を指摘。経済建設部長の金城道夫氏は、緊急性のある(route)工事に優先して取り組む考えを示した。
給食行政でも議論が活発に行われた。教育部長は、現在の栄養基準に達していない現状について改善を図る必要があると認識していると述べた。また、給食費の値上げ議論もあり、勤務時間外での対応や食材調達の工夫を重視しながら進めていく考えが示された。
その他、自治会加入促進に向けた市の支援策や、ハブ対策、旧大城医院跡地の利活用に関するアイデアも議論された。これらの取り組みは、いずれも市民の生活に直結する観点から重要であり、積極的な行動が求められるという共通の認識が形成された。
議会の最後まで、市民との対話を重視し、意見を反映する姿勢が各議員から強調された。