令和２年第４回豊見城市議会定例会が開会し、各議案が審議された。
本定例会では、市長の市政一般報告が行われ、重要な議案が数多く提案された。
特に、令和２年度国民健康保険特別会計補正予算（第２号）は、歳入・歳出にそれぞれ1,220万6,000円を追加し、総額68億5,254万6,000円とする内容であり、期待される内容であると市民に説明された。
市民部長の大城辰也氏は、「人件費の不足を解消するための予算であり、今後の健全な運営に寄与するものと考えている」と発言した。
また、水道事業会計補正予算（第１号）に関しても、収益的支出の予定額が1,540万8,000円増額され、予定総額は15億4,069万8,000円になると説明がなされた。
上下水道部長の當銘純治氏は、「この補正には職員の給与費などが含まれており、業務の改善を図る。」と強調した。
さらに、下水道事業会計補正予算が提案され、収益的収入と支出の両方に774万5,000円と849万4,000円を追加するとされている。職員給与費も増額されることが報告された。
議案採決では、すべての主要議案が可決され、議員から賛成の声が上がった。特に農業委員会に関する同意案においては、過半数の委員が認定農業者またはこれに準ずる者となることが求められている。
経済建設部長の金城道夫氏は、その重要性に触れ、地域経済の活性化に寄与すると期待を示した。
最後に、請願や陳情に関する議案についても議論が行われ、特にパークゴルフ場の建設について市民の要望が強いことが指摘された。議会全体で市の成長と市民の満足に貢献するため、様々な施策の実施を促進していく方針が示された。