令和4年9月13日、豊見城市議会第4回定例会が開かれた。
本日は、会議録署名議員の指名及び議長の諸報告が行われた後、令和4年度豊見城市一般会計補正予算第4号に関する議題が討議された。
その中で、総務財政常任委員会委員長の大田正樹議員が、補正予算に関する審査結果を報告した。
議案第35号については、賛成多数により原案可決すべきものと決まった。質疑が設けられたが、質疑なしと認められたため、討論の後、採決が行われた。採決結果は賛成多数であった。
今定例会の一般質問では、儀間盛昭議員が登壇。沖縄県知事選挙の結果や、山川市長の取り組みを踏まえた市議会の運営について言及した。
該当質問の中心には、待機児童解消や医療費窓口無料化などが含まれ、市長に対して具体的な施策の実現を求めた。
山川市長は、ワクドキ懇談会について「市民の声を直接聞く重要な機会」と位置づけ、各地域の要望に耳を傾ける姿勢を示した。
その中で寄せられた市民要望の中には、交通安全対策や子どもたちの育成政策に関するものも多く、行政としての取り組みが求められている。
特に、待機児童解消に向けた新園や保育士確保策が評価される一方で、市民からは野党議員による提案の対する厳しい声が寄せられている。
市長は、待機児童解消や教育環境整備のために今後も継続的な努力を約束した。また、認可外保育施設への支援の充実や、給食の無償化についても言及があった。
今後の議会運営や市政に対して、他の議員からも様々な視点からの意見が提起され、審議は活発に進んだ。
市長及び議会の対応を通じて市民との信頼関係向上が期待されているこの定例会であった。
何よりも市民生活に直接影響を及ぼす政策が軸に据えられ、実効性ある決議が必要になってきている。