令和5年第8回豊見城市議会定例会が、12月13日午前10時に開催された。
出席した議員は22人で、議長は外間剛氏。
本日の議事は、会議録署名議員の指名から始まり、一般質問に移った。
特に注目を集めたのが一般質問の内容で、長嶺吉起議員が保育行政に関する質問を行った。 彼は土地賃借料の減額について尋ね、その後の進捗を問うた。
この件について、こども未来部長の森山真由美氏は、公私連携幼保連携型認定こども園に対する土地賃借料について、昨年からの負担軽減の方向性を強調し、実際に8割の減額に成功し、園長たちの理解も得たと述べた。
長嶺議員は、これが子どもたちや保育士への支援となることを期待し、さらなる負担軽減の必要性を訴えた。また、教育行政にも質問を移し、学校における子どもたちの活動を広報する取り組みについても言及した。
この他、市長の徳元次人氏は、観光振興の一環として、インスタグラムなどを通じて豊見城市の魅力を広めることに期待を寄せていた。
また、消防長の髙良寛氏は、災害対応を強化するため、ドローンの導入に向けた検討を進めていると明かした。
市民部長の上地五十八氏は、マイナンバーカードに関連する健康保険証の統一に向けた対応についても説明し、特に低所得者支援に関する取組を強調した。
また、仲田政美議員は、物価高騰対策の重点支援交付金について、住民税非課税世帯への支援を求める意見を述べた。
こうした中で、与根漁港の改善や観光振興に関する提案も多く寄せられ、様々な方向からの支援策が求められた。
最終的に、より良い豊見城市を作るためには市民の声を活かす必要があるとの意見で、議会は散会した。