令和4年12月13日、豊見城市議会は第6回定例会を開いた。
この会議では市長として就任した徳元次人氏が様々な施策について説明を行い、議員からの一般質問に答える場面が数多く見られた。
最初の質問で、宜保安孝議員は市長の政治姿勢について質問し、徳元市長は「市民の皆様のために一生懸命でありたい」と述べ、職員との協力体制の重要性を強調した。特に市役所で働く全ての職員がチームとして運営へ取り組むと明言した。
議員からは、市長選後の事務引継ぎに関する懸念も示され、前市長との直接の引継ぎがなかったことも指摘されている。この点に対し、徳元市長は「必要な業務報告は受けており、行政は継続していくものだと考える」と答えた。
次に、市長の就任挨拶のタイミングについても言及された。市長の挨拶文は11月24日になって初めて公開されたことに対し、迅速な情報発信の重要性が議論された。大田正樹議員は「市長の名前や挨拶を市民が心待ちにしている」とし、行政としての透明性が求められるとコメントした。
さらに、今回の会議の中で、障がい児保育、教育体制、人事異動、地域の安全対策など、多岐にわたる論点が扱われた。特に、宜保安孝議員は「障がい児保育についての財源確保や市の施設についても要望したい」と述べ、予算の見直しを求めた。