令和5年第3回豊見城市議会定例会が3月22日に開催された。
議会では一般質問が行われ、多くの重要なテーマが議題となった。
中でも特に注目されるのは、学校給食についての問いかけである。本市教育部の嘉川聡子部長は、学校給食費の支援について詳しく説明し、昨年度より保護者の負担を軽減する形での額から増額した事業を計画していることを明らかにした。また、栄養充足率も100%を超えたことを強調した。さらに、地元食材を利用した給食メニューの考案が、近隣の学校で実施されており、学生たちからの評判も良好であるとのことだった。
農業関連の経済政策についても議論がなされた。宜保安孝議員は、沖縄振興特定事業推進費の活用状況について質問した。これに対して、総務企画部の大城智参事監は、本市では交付決定を受けた事業はなく、他の市町村と比較して取り組みが不足していることを認めた。また、沖縄振興特定事業推進費の申請内容についても紹介し、具体的な成果がない中で今後の企業連携について議論が必要であると述べた。
さらに、農農薬や肥料の高騰も懸念されており、経済建設部の比嘉操部長は、物価高騰による支援について具体的な方針を示した。彼によると、農薬や肥料の購入を補助する形での制度があり、これによって農家の経済支援を強化しているとのことであった。
この日はまた、高齢者デイサービスや学校へのセラピードッグ導入に関する話題展開もあり、地域の安心安全や精神的な支援が求められる中で、濃密な議論が交わされた。市街地には高齢者支援体制の拡充や、地域との連携強化が求められています。
教育現場では不登校問題の深刻化も話題になり、教育長は不登校児童への対応を強化している様子も示され、様々な支援策の構築を明言した。
会議は多くの議題を取り上げながら、市民の生活や地域経済の充実を目指す具体的な施策を推進する意向が示された。今後は、前向きな対策が実施されることが期待される。