豊見城市議会は、令和6年3月22日に第2回定例会を開催し、令和6年度一般会計予算を含む重要議案を審議した。
議案第2号の議論では、市長公用車の購入に関して695万円という高額な予算が計上されていることが焦点となった。共産党の瀬長恒雄議員は、「物価高騰に苦しむ市民感覚からずれている」と指摘し、700万円の市長車購入を批判した。
一方で、賛成派の議員は増加する業務効率や災害時の機能性を強調し、ワンボックスカーの選定を支持した。新垣繁人議員は、「経済性を考慮しながら選定を行うべき」と述べた。
また、まちの顔周辺地区整備事業についても議論が行われた。防災型の立体駐車場設置が提案されているが、反対派からは「駐車場のみの整備では市民の理解が得られない」との声が上がった。賛成派は、駐車場をただの駐車エリアではなく、地域の活性化につながる拠点とする必要性を訴えた。