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豊見城市議会、一般会計補正予算を可決

令和4年第3回豊見城市議会で一般会計補正予算が可決。子どもの支援強化や電子マネー取り入れ進行中。
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令和4年第3回豊見城市議会定例会では、さまざまな議題が議論された。中でも、令和4年度豊見城市一般会計補正予算に関する議論が中心となり、重要な決定が下された。

本会議では、まず会議録署名議員の指名が行われ、瀬長宏議員と儀間盛昭議員が選ばれた。続いて、議案第27号、令和4年度豊見城市一般会計補正予算(第1号)の議題が上がり、総務財政常任委員会の委員長である大田正樹議員が報告を行った。

大田委員長は、議案第27号について賛成多数で原案可決すべきとの報告を行い、質疑と討論が行われたが、反対討論はなかったと述べた。投票の結果、議案第27号は賛成多数で原案可決となった。

次に、議案第33号、令和4年度豊見城市一般会計補正予算(第3号)に関して市長の山川仁氏が提案理由を説明した。この予算には、歳入歳出それぞれ2億6146万2000円を追加することが含まれており、予算総額は318億1438万5000円となる見込みである。質疑の結果、この議案は総務財政常任委員会に付託されることが決定された。

その後の一般質問では、要正悟議員から新型コロナウイルスによる影響と市民の安全を確保するための施策が求められた。特に「キッズランチ」の実施や市税の電子マネー支払いについての質問があり、市の支出を減らし、子供たちの支援を強化する必要性が強調された。市民部長の大城直人氏は、電子マネーによる納付に関する取り組みを詳述した。

さらに、要議員は「男性トイレにおけるサニタリーボックスの設置」や「就職氷河期世代の採用について」の質問にも言及し、総務企画部長の奥濱真一氏が詳細に対応した。特に、就職氷河期世代の支援については、過去の取り組みが若手人材の雇用促進に寄与していると述べた。

加えて、教育問題では、教育委員会からの報告があり、医療費の窓口無料化や給食費の無償化に関する施策が提案された。これに対し、各議員から具体的な施策実施に向けた強い要望が寄せられた。

市長の山川仁氏は、行政が直面する様々な課題に対し「市民の期待に応えるために全力で取り組む意思を持っている」と強調した。市の成長を支えるため、引き続き幅広い意見を聴き、柔軟な施策対応を行う必要があると訴えた。今後も市民との対話を重視し、多様なニーズに応える施策を推進していく方針を示している。

議会開催日
議会名令和4年第3回豊見城市議会定例会
議事録
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