令和2年第1回美作市議会の定例会が3月17日、議場で開催された。
この日は、新型コロナウイルスに対する緊急経済対策を求める意見書の提出が議題に上った。議長の岡本泰介氏が開会の挨拶をした後に、議案の提案者である中山忠明議員が発議内容を説明した。
中山氏は「新型コロナウイルスの影響で地域経済が深刻な打撃を受けている」と強調した。具体的には、雇用の維持や事業者支援の必要性が提起された。この意見書は、産業建設委員会の賛同を得て提出されている。
質疑応答では特に反対の意見は出ず。岡本議長は討論を終了し、直ちに採決に移った。全議員が賛成し、意見書は原案通り可決された。
この意見書は、市として県や国に対し、具体的な経済対策を求める内容が盛り込まれている。市の経済状況を回復に導くための重要な一歩と位置付けられている。
会議は午前9時30分に開議し、約10分後には散会した。次回の会議は3月25日午前10時からの予定である。議長は「本日は皆様のご協力に感謝します」と締めくくり、全員が穏やかな表情で散会した。