令和4年12月6日、美作市議会は定例会を開催した。
この会議では、萩原市長による大阪滋慶学園訪問の報告が求められた。市長は、11月30日に行われた滋慶学園の理事会では、同学園が日本における教育機関の一つとして文化的な役割を果たすことについて話し合われたと報告した。継続審議の期間については来年の2、3月までと定められ、理事会の内部においては十分な論点整理がなされていなかったと説明した。
一般質問では、青山慶議員が福祉避難所について質問し、特に停電時の対応としてポータブル電源の導入の提案をした。危機管理監の小林英樹氏は、避難所での非常用発電機の配置について説明し、市の備蓄計画についても言及した。また、原油や物価高騰の影響に関する支援策についても質疑が行われた。
続いて、各議題に関する議案質疑が展開された。市の借入料にかかるものや施設整備に関する発言も交わされ、委員会付託を経て具体的な対策を取る意思が示された。特に、市民から寄せられる要望に対し、焦点を絞った検討が進められることとされ、市民サービスの向上へ向け、迅速な対処をしっかりと行う必要があると強調された。
議会では、行政と地域との強固な連携が求められ、市民への支援が不可欠であるとの認識が改めて確認された。市長は、未来を見据えた地道な努力と自己肯定感の高い美作市作りを目指し、魅力ある地域づくりを進めたいとの意向を示した。