美作市の令和4年3月定例会において、議員からの一般質問が行われ、様々な問題についての意見が交わされた。
新免仁憲議員は、障がい者支援の必要性を訴え、視覚障がい者への支援策の重要性を強調した。
視覚障がい者の支援体制や生活環境における情報提供が何らかの形で行われ、実際の声の反映が進められるべきと述べた。
また、災害時の避難計画において視覚障がい者が特にサポートを必要とすることから、地域との連携が大切だと訴えた。これに対し、大佛保健福祉部長は、視覚障がい者との情報交換を行い、支援体制の確立に向け努めていると回答した。
次に、新免議員は携帯電話基地局の設置について言及し、その健康への影響や地域住民への情報提供について懸念を表明した。
これに対し、副市長の春名利亮氏は市側としての取り組みや計画を説明し、住民の理解を深めるための努力が必要であるとの見解を述べた。
さらに、議論の中で美作市の都市計画についても話題となり、その現状や今後の見直しについての質問が行われた。特に未整備の都市計画道路について、利用計画や必要性について今後の対応が求められた。
また、今後の市町村の運営に携わる成人年齢の引下げについても議論がされ、教育や啓発活動がいかに進められるべきかが焦点となった。
教育長は、民法改正に基づく対応を行っており、積極的な周知を進めると約束した。
コロナ禍における消防等の緊急部署の管理マニュアルについても質問があり、消防長からは隊員の感染防止対策が説明され、徹底した取り組みが行われていることが強調された。
市議会では、これらの重要な問題に対し、参加した議員が意見を述べ、より良い街づくりに向けての協力を誓った。特に、地域の特性を活かし、住民が安心できる生活環境を整備することの重要性が確認された。