令和元年第6回美作市議会の一般質問が行われ、特に滋慶学園に関する補助金交付についての議論が中心となった。
最初に、岩崎 清治議員は滋慶学園の看護師養成所に関する補助金がなぜ不認定であったのかを問い質した。市長は補助金の存在を認めつつ、実際の受給は行われなかったと発言し、明確な理由が求められた。
また、この補助金に関して、以前の段階で県からの指示や補助金の要件に誤解が生じた可能性があることも指摘された。補助金が存在したにも関わらず、運用や要件をきちんと確認せずに進められた可能性があると岩崎議員は述べた。特に、補助金の受給には県からの承認や手続きが必要であり、その確認が不十分であったとのことだ。
次に、草刈り作業についても取り上げられ、特に高齢化により地域の草刈り作業が困難になりつつあることが強調された。このため、岩崎議員は草刈り作業の事務の流れや維持管理方法についての改善を求めた。特に、今後も作業が難しくなることを想定し、市が適切な対応を行う必要があると訴えた。
最後に、地域の住民はこれらの事業がどのように展開されているのかを知る権利があるとの考えが強調された。議会における透明性や住民への情報提供が重要で、議員は引き続き市の施策が市民の安全や安心に直接関係することを意識して進めていく必要があると訴えた。