令和4年第8回美作市議会12月定例会が12月21日午前10時より開かれ、さまざまな議題が議論された。
本日の会議では、美作市庁舎・文化施設・防災公園建設特別委員会委員長と滋慶医療科学大学キャンパス誘致に関する特別委員会委員長の中間報告が行われた。特に、和田広宣委員長は新庁舎の概算工事費が、資材価格の高騰により約20%増加し、約39億8,000万円に達する可能性があると報告した。
また、防災公園の基本構想案に関しても説明があり、地権者の税負担にも配慮した計画となっていると努められた。続いて、滋慶医療科学大学キャンパス誘致に関する特別委員会の山本真樹委員長は、委員全員が参加した状況で、大学誘致の進捗状況を報告した。特に、補助金の根拠や、開設を目指す看護学科の増員計画についての質疑応答が活発に行われた。市はこの施策が地域の盛り上がりにつながることを期待している。
その後、議案第71号から第88号の報告が行われ、これらに関する質疑と討論が実施された。中でも、「美作市愛の村パークの指定管理者の指定について」は賛成多数で可決された。執行部は、この指定管理に関し、社会福祉関連の透明性と住民の理解を深める施策を強調した。
最後に、令和4年度美作市一般会計補正予算(第8号)についても審議され、出産・子育て応援交付金事業費が計上されたことが報告された。市は、国からの支援を活用し、市民の妊娠届や出産届に関連した支援を進める意向があると伝えた。