令和6年第1回美作市議会3月定例会が2月21日午前10時から開催された。議事では、会議録署名議員が和田広宣氏と西山正志氏に指名された。会期は3月21日までの30日間と決定。
初日の主な内容として、総務委員会委員長の中間報告が行われた。新免仁憲氏が報告し、12月定例会で附帯決議を行った「こぶしの里の解体撤去」に関する議論が展開された。委員会は、解体撤去に賛成する地元意見を確認し、併せて農産物加工施設及びトイレの残置を要望した。
発議第1号として「こぶしの里に関する決議」が提案された。新免氏は、譲渡の可能性が難しいと説明し、合併特例債の期限内に解体を実施することを求め、議案は賛成全員により可決された。
続いて発議第2号「予算審査特別委員会設置」に関する提案があり、こちらも全員賛成により可決。特別委員会は議員全員で構成される。
さらに、鈴木悦子議員に対する再度の議員辞職勧告決議が追加日程として取り上げられ、議論の末、全員賛成により可決。鈴木議員は前回の辞職勧告に続き、再度の勧告を受けることになった。
その他、教育委員会委員や農業委員の任命に関する多数の同意案が提出され、いずれも賛成全員により可決された。
報告の中で、専決処分の報告があり、和解や損害額決定、また国民健康保険特別会計の補正予算が承認されるなど、今回の会議において多くの議案がスムーズに進行した。次回の会議は26日午前10時から実施予定である。