令和4年9月28日に開催された京田辺市議会の定例会では、重要な議案がいくつか採決されました。
議長の松村博司氏が開会を宣言し、20名の出席議員がいることを確認しました。議事は例年通りの流れで進行され、最初に会議録署名議員の指名が行われ、次に諸般の報告がありました。
特に注目を集めたのが、議案第47号から49号にかけての地方公務員法の改正に関連する3件で、これらは全て賛成多数で可決されました。総務常任委員会の委員長である菊川和滋氏は、改正内容において定年年齢が段階的に引き上げられ、65歳に統一されることを説明しました。議案に対しては、新規採用者の方針についての質疑もあり、執行部からは毎年の新規採用を行う意向が示されました。
また、議案第50号の大住こども園新築工事請負契約に関する一部変更契約も可決されました。この議案では、工事費用の増額が報告され、影響はないとの回答が執行部からありました。議案第51号の京田辺市道路線認定についても、商業施設の開発に合わせた新設道路に関するもので、多くの議員から質疑がありました。
さらに、議案第52号の一般会計補正予算においては、特に新しいごみ焼却場の建設に関する予算の増額について日本共産党の青木綱次郎議員が反対意見を述べ、問題点を指摘しました。これに対して賛成多数で可決されました。
最後に、議員の派遣についても承認され、休会の期間についても異議がないことが確認されました。今後の議会における議案審査や調査が進む中、結果についての確認が求められています。次回は10月17日に開催予定です。