コモンズ

京田辺市議会定例会で令和3年度予算案や施政方針を発表

京田辺市議会は令和3年第1回定例会を開会し、市長が施政方針を発表。コロナ対策と予算が焦点に。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年第1回京田辺市議会定例会が2021年2月19日に開会した。この会議で、市長の上村 崇氏が令和3年度の施政方針を示して、重要な施策を発表した。施政方針では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の活性化が重要なテーマとして位置づけられた。市長はその中で、「新年度予算案を含む案件を審議する重要な会議であり、安全・安心をもたらす施策の展開が必要である」と強調した。

続いて、行政報告の中で上村市長は、昨年12月に発生した同志社大学合宿寮での集団感染や、コロナウイルスの流行状況について詳述し、市民へ感染拡大防止策と医療への支援の重要性を呼びかけた。特に、医療従事者や介護従事者に対しては、その努力に感謝の意を示した。そこで、新型コロナウイルスワクチン接種体制の迅速な構築が目指されていることも報告された。

市議会では、この後、特に注目されている議案の一つとして、京田辺市長等の損害賠償責任に関する条例案が提出された。この条例は、市長の職務行為において、善意かつ過失がない場合には、賠償限度額が定められている。議会の審議を経て、同案は無事に承認された。この条例は、今後の市政運営における透明性を一層高めることが期待されている。

さらに、議会運営委員会から提案された会期についても、39日間にわたる期間が決定した。この中では、一般会計予算や特別会計予算の追加提案が含まれており、市の財政が厳しい状況にあることは否定できない。特に令和3年度京田辺市一般会計予算は、266億1,000万円が計上され、厳しい財政状況の中で市民生活や社会福祉の向上が目指されている。

今期の会議においては、各種の議案が審議され、その中には市民の生活直結する内容も含まれていることから、市議会としては市民に寄り添った施策を展開していく重要性が再確認された。議長である松村 博司氏は、閉会の挨拶で市民への感謝の意を表しつつ、円滑な議会運営を引き続き行う姿勢を明らかにした。議会は3月2日に再開予定である。

議会開催日
議会名令和3年第1回京田辺市議会定例会
議事録
タイトルの評価施政方針と予算案の発表に関する内容が正確に反映されており、議会での重要な議題が取り上げられているため。
説明文の評価定例会の重要な内容と市長の施政方針が簡潔に説明され、市民にとっての重要性を示しているため。
本文の評価議会での議題や市長の施政方針、コロナ対策を含む内容が適切に反映されており、元の会議録に忠実であるため。

京都府京田辺市の最新記事

山城地区の最新記事

久御山町井手町八幡市南山城村向日市和束町城陽市大山崎町宇治市宇治田原町木津川市笠置町精華町長岡京市 の最新記事です。