令和3年第1回京田辺市議会臨時会が、5月11日に開会された。
この会議では、松村博司議長が、出席議員の確認を行った後、開会伝達を行った。議事日程は事前に配付され、会議の進行がスムーズに行われた。その中で、日程第5として議長の辞職許可が議論された。松村議長から提出された辞職願が認められ、新たな議長選挙が行われた。出席者20名の中で、松村博司氏が議長に再選され、再度その重責を担うこととなった。
次に、日程第6として副議長の辞職許可が議題に上がり、河田美穂副議長の辞職も承認され、後任の副議長選挙が実施された。河本隆志議員が副議長に選任され、挨拶を通じ、今後の議会運営への意欲を示した。
また、重要議題の一つとして、発議第2号の「京田辺市議会委員会条例の一部改正」についての提案が行われた。この改正は常任委員会の定数変更に関連しており、議会の運営に資する改正とされ、賛成多数で可決された。
続けて、発議第3号の「京田辺市議会広報発行に関する条例の全部改正」についても審議が行われ、市民との信頼関係を強化する観点から賛同を得た。これにより、広報広聴特別委員会の設置が承認され、市民への情報開示強化が約束された。
さらに、京都地方税機構議会議員や、京都府後期高齢者医療広域連合議会議員についての選挙が行われ、向川弘議員が地方税機構の議員に当選した。彼の意見が先の議会における透明性や公平性の向上に寄与するという期待も寄せられている。
最後に、監査委員の選任が行われ、田原延行議員が新たに監査業務を担うことが決定した。すべての議題が終了した後、松村議長は、参加者に感謝の意を表し、議会を閉会した。市民の皆様への説明責任を果たすため、今後も透明性の高い議会運営を推進する方針が示された。
今回は、従来とは異なる新たな条例改正を多く取り扱ったことが市政への意義を高める結果となった。