令和3年11月30日に、京田辺市議会の定例会が開かれた。
議長の松村博司氏は冒頭、コロナ対策に関連する取り組みや議案の審議についての意義を強調した。新型コロナウイルスの新変異株の出現に対して警戒を表明しつつ、市民の健康と安全確保を最優先とする姿勢を示した。
会期は12月23日までの24日間と決定された。議案の一つ、京田辺市立南部まちづくりセンターの設置及び管理運営に関する条例が提案され、南部地域の住民ニーズに応える重要性が述べられた。南部登志子議員からは、センターの機能の充実と体育館の併設が求められ、村上市民部長が今後の検討を約束した。
また、京田辺市国民健康保険条例の一部改正や田辺公園プールの指定管理者の指定に関する議案も取り上げられた。副市長の辻村徳夫氏は、予防接種事業にかかる予算について説明し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた家庭への経済支援も検討していると述べた。