令和3年12月6日、京田辺市議会定例会が開会された。松村博司議長による開会の挨拶の後、全20名の議員が出席する中、議案第58号の令和3年度京田辺市一般会計補正予算が提案された。 この補正予算には、住民税非課税世帯を支援するための臨時特別給付金や、子育て世帯向けのクーポン券が含まれる。辻村徳夫副市長は、歳入歳出を合わせて15億4770万円を増額し、予算総額312億3060万円とする旨を説明した。 今議会では、特に予算案に関する質疑が活発に行われ、特に次田典子議員の「クーポン券より現金の支給のほうが良いとの声がありますが、可能でしょうか」との質問に、長田都志子健康福祉部長は「現金支給は国に届け出が必要なため、クーポンに基本的には進める予定です」と回答した。 次に進んだ一般質問では、向川弘議員が新型コロナワクチン接種に関して「予約方法と接種体制は、事前の混乱を避けるために万全な体制を組んで欲しい」と要望した。それに対し、上村崇市長は「本市でも接種券を小刻みに送付し、医療機関や予約受付の待機時間を考慮した混乱の防止に努める」と述べた。 続いては、上田毅議員、岡嶋一晃議員、青木綱次郎議員、南部登志子議員による一般質問が行われ、特に岡嶋議員は、いじめや不登校について心配を示し「いじめの早期発見のための仕組みが必要」と強調した。市によるいじめ認定や職員の教育については、田中教育長が「アンケート調査や教員による日常的な観察が重要である」と答え、「地域との連携を強化したい」とする意向を示した。 議会は午後4時40分に散会し、次の会議は12月8日に予定されている。
京田辺市議会が令和3年度補正予算を議決、一般質問も活発
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議会名 | 令和3年12月京田辺市議会(第4回) |
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