令和3年9月30日に開かれた京田辺市議会第3回定例会では、
市の情報管理に関する重要な議案が提案された。
議案第37号、38号、39号に関しては、京田辺市個人情報保護条例や手数料徴収条例の改正があり、特に
個人情報の管理方法に関する議論が交わされた。
これに対して、次田典子議員(市民とともに歩む女性議員の会)は、情報漏洩のリスクを危惧し、個人情報の一元管理に対する懸念を表明した。
言及されたのは、マイナンバーカードによる情報漏洩の危険性である。
彼女はまた、情報のひもづけがもたらす影響や、政府が言う安全性に疑問を呈した。
増富理津子議員も強い反対の立場を取った。
この2人の議員は、法改正によって市民の個人情報が危険にさらされる恐れがあると指摘した。
一方、総務常任委員会は、地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカードを発行することを
改正理由として全ての議案が賛成多数で可決との報告を行った。
市民や職員への影響に関しては、担当部長は\"現行と変更はない\"とコメントしたが、議員たちの懸念は.
尽きなかった。
さらに、議案第41号では京田辺市立幼稚園の設置に関して、移転に伴い所要の改正が求められた。
それに対し岡本亮一文教福祉常任委員長は、施設の整備が適切に進められていることを報告し、
参加議員からは賛同が得られた。
問題視されたのは、教育環境のどのように形成されるかという点だ。
また、議案第44号の一般会計補正予算では、民間委託の影響や財政面での見直しが話題に上る中、
議員らはこの進展に対し再評価を求めた。
特に調理業務の民間委託については、多くの議員から意見が挙がり、
市としての責任を問う声が強くなった。