令和5年第1回京田辺市議会臨時会では、重要な議題が多岐にわたる中、議長及び副議長の選出が行われた。
開会初めに挨拶を行った上村崇市長は、震災の影響や自然災害対策に言及。特に、先の地震について深い哀悼の意を示し、地域の防災対策を強化することを強調した。市長は、「今後進むべき方向性を市民とともに検討し、自らの手で健全な町作りを進めていく必要がある」と述べた。
また、議長選挙では、河本隆志議員が出席議員20名中11票を獲得し、新議長に選出された。彼は、「自らの責務を全うし、市民の声を反映させた議会運営を目指す」と決意を語る。
彼の次に選出された副議長は、久保典彦議員であり、議会運営の円滑化に貢献する意向を示した。両議長の選任は、今後の議会の運営において重要なステップとなことだろう。
さらに、教育関連や財政面の問題では、承認第5号の補正予算についても言及。辻村副市長は、物価高騰の影響を受ける低所得者世帯への支援として、生活支援特別給付金を支給する旨、予算に計上したことを説明した。
議会ではまた、広報広聴特別委員会の設置についても議論され、京都地方税機構議会議員、京都府後期高齢者医療広域連合議会議員、枚方京田辺環境施設組合議会議員の選出も行われた。
様々な議題を経て、最終的には、臨時会の全議題が審議終了。終了後には、田原延行レンジ議長が閉会を宣言した。議会は、市民の期待や要望に応えるため、今後とも真摯に取り組んでいく方針である。