令和元年5月23日、京田辺市議会において、第1回臨時会が開催された。
この会議では、新市長の上村崇氏の挨拶が行われ、市民の信託を受けたことを重視し、今後の市の進むべき道について言及した。
上村市長は、少子高齢化や人口減少という厳しい現状を述べた上で、これらの課題に対処するためのまちづくりの必要性を訴えた。
特に、交通利便性の向上や子育て支援の強化が、人口増加に寄与していることを強調した。
また、議題の一つには議長および副議長の選挙があった。臨時議長を務めた松村博司議員は、議長選挙を実施し、松村議員が17票を獲得し正式に議長に就任。
続いて副議長選挙が行われ、副議長には河田美穂議員が選出された。
選挙結果に対し、松村議長は議会運営の透明性や活発化への期待を表した。
会議では、京田辺市議会委員会や広報発行に関する条例の一部改正が提案された。
これは、委員会の構成や役職数の調整を目的としており、議員たちからの活発な意見交換が見られた。
特に、無会派議員の権利や平等性についての発言もあり、市政における多様性の重要性が再確認された。
さらに、議長を含む工作グループを通じて、今後の市議会の在り方や特別委員会の設置に向けた議論も行われた。
これにより、より効果的な行政運営の実現に向けた一歩を踏み出す計画となった。