令和2年第1回京田辺市議会定例会が開催された。
この会議では主に新型コロナウイルス感染症に関する行政報告が行われた。京田辺市の上村市長は、感染症の影響に対する対策を強調した。はじめに、開議宣告を行ってから、会議は予定通り進行した。
上村市長は、全国的な感染拡大を受けて、本市の警戒本部が設置された背景を説明した。さらに、情報連絡会議を立ち上げ、関係機関との連携を強化していることを明らかにした。「市民への注意喚起を継続的に行っている」と述べ、市民の安全を第一に考えていることを示した。
また、小中学校の臨時休業についても言及した。国から示された要請に基づき、各学校の判断を尊重する方針を示した。町内での感染者はまだ確認されていないが、国からの方針に則って適切な対応を目指していると発言した。
さらに、教育長の山岡弘高氏も会議に参加し、教育委員会の対応を報告した。教育委員会は、公共の安全を重視しつつ、幼稚園、小学校、中学校の3月2日からの臨時休業を決定した。山岡氏は、「健康安全を考慮した上で、可能な限り卒業関連の行事を厳粛に行う方針だ」という考えを示した。
このように、京田辺市議会は新型コロナウイルス感染症に迅速に対応する姿勢をアピールした。今後の展望として、議員たちは引き続き、情報のやり取りを行いながら市民の理解と協力を求めていく方針だ。