令和2年5月15日に開催された宇城市議会の臨時会では、議長の辞職や副議長の辞職が議題に上がり、新たな議長と副議長の選挙が行われた。
議長辞職の件では、長谷誠一氏が辞職を申し出、議会は異議なく辞職を許可した。つづいて、新議長を選出するための選挙が実施され、石川洋一氏が新議長に選出された。新議長は、自身の挨拶の中で、新型コロナウイルス感染症の影響に言及し、議会の重要性を強調した。
また、副議長の辞職の件についても河野正明氏が辞職を申し出、こちらも異議なく許可された。その後、副議長の選挙が行われ、大村悟氏が副議長に選出された。新副議長は、議会運営の円滑化を図る意向を表明した。
専決処分の報告では、特別定額給付金についての経費計上が行われ、これにより全世帯に支給される約59億円相当の経済効果が見込まれるとされた。市内事業者や中小企業に対する支援策も議論され、各種支援金の交付が決定した。
さらに、議案第41号では令和2年度宇城市一般会計補正予算が提案され、コロナ禍における市独自施策が実施されることとなった。議会は、全会一致でこの補正予算を可決した。