令和2年第4回宇城市議会定例会が11月30日に開会された。
議会は、会期を12月10日までの11日間とすることを決定した。
市長の守田憲史氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響について説明した。現在、感染者は累計19人であり、入院者はゼロという状況である。しかし県内他市では新規感染者が発生しているため、警戒を続ける必要があると述べた。
市内経済の活性化に向けて、プレミアム率100%のプレミアム付商品券の販売を開始し、約10億円分が販売されたことを報告。今後も経済支援策を推進していくとのこと。また、事業持続化対策として、宇城市独自の支援金が798件交付されたことについても言及した。
さらに、図書館や美術館の指定管理者候補として、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(いわゆるTSUTAYA)が選定された。今後の事業が注目されている。
また、松橋中学校の選抜駅伝チームが、熊本県大会で優勝したことも市長から報告され、今後の九州大会への出場を期待されている。
定例会では、議案の審議が行われ、議員報酬や各種条例の改正が審議される予定である。特に議案第83号では、議員報酬の支給月数を減額する内容が含まれており、コロナ禍における経済状況を反映したものとなっている。