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宇城市議会で宇城市民病院や不知火美術館についての重要な議論

宇城市議会の定例会で宇城市民病院の譲渡問題や不知火美術館の利用状況が議論され、地域医療体制の方向性に関心が寄せられた。
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令和4年6月14日に開催された宇城市議会定例会では、主に宇城市民病院の現状と不知火美術館等についての一般質問が行われた。

最初に、豊田紀代美議員は宇城市民病院について質問を行った。彼女は、病院譲渡の経緯や課題について尋ね、守田憲史市長より、現在の進捗状況についての説明があった。市長は、病床数の問題と受入先医療機関の候補について言及した。特に、宇城市民病院が厚生労働省から再編・統合の必要性を指摘されており、その対応策について検討を続けていると強調した。市長は「宇城総合病院に受入先のめどが立ったことについて、大変ありがたく思っている。」と述べ、譲渡計画が進行中であることを示した。

次に、豊田議員は不知火美術館の活用に触れ、リニューアルオープン後の来館者数の増加について報告した。教育部長は、不知火図書館の来館者数が前年同月比で大幅に増加し、特に子どもたちの利用促進に関連して「こども絵本のいえ」の存在が寄与していると応じた。さらに、アレルギー対応食の提供状況や、宇城市内の学校給食の現状についても質疑がなされ、教育部長はアレルギー対応食を必要とする学生の割合を明示し、対応への取組みの重要性を強調した。

議会は続けて、防災拠点センターの運営状況についても質問された。市民部長は、自主防災組織による運営の重要性と訓練の実施状況を報告し、地域住民との協力体制の強化を申し上げた。議会では、市民防災の取り組みや研修制度の充実が求められ、引き続き、地域住民の防災意識向上に努力していく必要性が強調された。

議会開催日
議会名令和4年第2回宇城市議会定例会
議事録
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