令和3年6月11日、宇城市議会定例会が開催された。
この会議では、令和2年度の一般会計補正予算など、重要な議案が審議された。
議長の園田幸雄氏は、開会の挨拶の後、報告事項として市長より追加議案が提示されたことを伝えた。
日程の中で、特に「令和3年度宇城市一般会計補正予算(第1号)」が重要視され、議案第40号として審議された。
議員の五嶋映司氏がこの補正予算に関して質疑を行い、熊本地震復興基金を用いた具体的な事業計画について質問した。
五嶋氏は「3億8,800万円の中で具体的にどこを移転する計画なのか」と問いただし、総務部長の天川竜治氏は応急仮設住宅として小川及び豊野を含む説明を行った。
市が既に準備している計画には、子ども集会所や復興支援住宅等が含まれている。今後の手続きも加味し、具体的に進めていく意向を示した。
また、同会議では、監査委員の選任についても審議され、議長からの提案により永木誠氏が候補者として選任されることとなった。
最後に、議会は来週の休会を決定し、日程は全て終了したことが確認された。この定例会は、地域の問題に対する関心が感じられる内容であった。