令和4年第2回宇城市議会定例会が始まり、さまざまな報告や議案が審議されている。
今回は新型コロナウイルス感染症に関する重要な情報が提供された。市長の守田憲史氏は、「市内では毎週約100人の新規感染者が確認される」と報告した。感染拡大防止に向けた対策の継続を強調し、市民への協力を呼び掛けた。
加えてワクチン接種状況についても説明された。守田市長は、「3回目接種が69.3%の方に完了」と述べ、さらなる接種促進に努める意向を示した。新たに始まる4回目接種についても情報提供が行われる。
市長からは、経済対策としての「100%プレミアム付商品券第3弾」についての説明もあった。感染症による影響が長引いている中、「約10億円分が販売されており、使用期限は8月末まで」とし、利用を促した。
定例会では、令和3年度宇城市一般会計継続費繰越計算書において、合計で58億9,700万円の繰越計算が報告された。総務部長の天川竜治氏は、3事業についての継続費が令和4年度に延長されるとの説明を行った。
議案も多く提出され、令和4年度宇城市一般会計補正予算(第1号)など、合計19件の案件が審議される。特に補正予算に関しては、「新型コロナウイルス感染症による影響」に対応するための緊急的な補正必要性が述べられ、国からの支援を活用する計画が提示された。