令和2年第1回宇城市議会定例会が開催され、市の様々な議案が審議された。
主要議案には、宇城市防災拠点センター条例の制定と、宇城市地域間交流施設金桁温泉についての条例制定が含まれる。特に防災拠点センター条例では、五嶋映司議員が質疑を通じて、センターの多角的な使い方や人員配置について懸念を示した。市側は防災センターとしての基本的役割の周知を訴えるが、文化的活動や地域交流情勢への支援に不安を持つ意見もあがっている。
また、上下水道局の設置に伴う関係条例の整理についても審議されました。これに関連して、入江学議員が公営企業制度の適用のメリットとデメリットについて質疑を行った。成田正博土木部長は、現状の説明とともに、上下水道業務経営の透明性や効率化の重要性について強調した。
さらに、令和元年度補正予算として、33件の議案が提案され、その中には災害弔慰金支給に関わる条例改正も含まれるなど、市民生活安定に向けた真剣な議論が引き続き求められました。
このように、議会では市民の安全、安定を求めた議論が展開されるが、従来の公共施設が縮小する流れの中で、新たな形での地域貢献の手法や市民の交流の場の確保について、付随的な意見も寄せられました。議会の開催や市の新たな施策の推進に関し、より多様な市民の意見を取り入れることが求められるとの声が聞かれています。今後も議会の動向に注目していきたい。