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豊福小学校の老朽化と中学校部活動改革が議論される

宇城市議会定例会で豊福小学校の老朽化と中学校部活動の社会体育移行が重要な議題に。
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令和4年9月2日、宇城市議会で開かれた定例会において、豊福小学校の老朽化や中学校の部活動改革が主要テーマとして取り上げられ、その重要性が強調された。

まず、坂元大介議員が豊福小学校の老朽化の現状を指摘し、不具合の状況について質問した。教育部長の豊住章氏は、校舎の築年数が最も古いもので52年に達し、雨漏りや衛生問題が発生していると述べ、早急な対応が必要だと認識していると回答した。同議員は、教室不足や換気設備の不備についても訴え、子どもたちの学びの環境を守るべきだと訴えた。

坂元議員はまた、中学校部活動の社会体育への移行についても質問した。政府は2023年度からの移行を決定しているが、現状ではクラブ数が減少しているとの報告がある。教育部長の豊住氏は、地域との協力が求められるとし、課題を認識していると応じた。

一般質問では、鳥獣被害に関する取り組みも論じられた。嘉古田茂己議員がイノシシによる農作物への被害状況を示し、捕獲対策の必要性を訴えた。当局は、捕獲支援を実施しているものの、今後はより効果的な手法を模索していく必要があると述べた。

農業に関する質疑においては、就業者数が減少傾向にあることを受けて、新規就農者支援の強化が求められた。経済部長の浦田敬介氏は、農地の効率的な利用と担い手の確保が喫緊の課題であると指摘し、農業の持続可能性を確保する取り組みを進める意向を示した。

最後に村上真由子議員が、アーカイブズ事業や市民の投票権について疑問を投げかけ、重要な資料のデジタル化を提案した。今後の展開として、住民の参政権を向上させるための取り組みが期待される。

今回の会議では、さまざまな問題が浮き彫りにされ、宇城市の今後の施策に向けた重要な議論が行われた。

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議会名令和4年第3回宇城市議会定例会
議事録
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