令和4年第4回肝付町議会定例会が、2022年12月2日午前10時に開催された。議会では、主に各種条例の改正及び予算の補正案について審議され、全て原案通り可決された。
入った本議会では、会議録署名議員の指名が行われた後、会期の決定が行われ、12月16日までの15日間とされた。続いて、諸般の報告やいくつかの条例改正案が相次いで審議され、特に肝付町議会委員会条例や会議規則の改正においては、オンラインによる委員会開会が可能となる特例が設けられることが説明された。
改正された肝付町議会議員の報酬等に関する条例については、オンライン出席を認める方向で費用弁償の支給が行われないとの内容が確認された。議案第40号から第47号までの条例案や予算案も順次審査され、肝付町の一般会計や特別会計についての補正予算案が提示された。特に、令和4年度の肝付町一般会計補正予算は116億5,529万円から118億745万円に増額されることが決定した。
このほか、町長提出の議案では、期末手当の支給月数を引き上げることを含む条例改正が行われ、役職者や職員の給与に関する改正も確定した。別途、新型コロナウイルスの影響による関連補助や、住民の健康と福祉に直結する業務の予算も存在し、特に健康増進や社会福祉に関する分野での予算増額が支持された。
最後に、町立病院の状況が報告され、医業収益の減少にもかかわらず必須の医療サービスを維持する方針が強調された。議員たちは地域医療の重要性を認識し、今後の計画に対する着実な対応を求めた。