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水戸市議会、子育て支援や東海第二発電所への施策を議論

水戸市議会第2回定例会で、子育て支援や東海第二発電所への取り組みが議論された。市長は、名称変更や新しい支援機能について言及した。
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令和元年第2回水戸市議会定例会が令和元年6月18日に開催された。

議事において、議案第55号から第65号、報告第27号から第33号、報告第34号から第63号までが扱われ、特に子育て支援や東海第二発電所について、具体的な施策と進行状況が議論された。

まず、飯田正美議員が取り上げたのは、西部老人福祉センターでの子育て支援と多世代交流事業の進捗である。高橋市長は、大高齢社会の中でセンターの機能を強化し、子育てと高齢者の支援を両立させる施策を実施すると述べ、相談室の設置や利用促進を進めて行く意向を示した。

次に、飯田議員が指摘したのは、東海第二発電所に関しての市民意向調査とその実施方法である。市長は、市民の理解が得られない限り再稼働は認められないとの立場を採りつつ、住民説明会を行って重要なデータを収集すると強調した。また、広域避難計画策定の現実味と市民アンケートの実施タイミングについても問われ、市として慎重に準備を進める考えを示した。

また、デゴイチの保存とその周辺の活用においても意見が寄せられた。歴史的価値を持つこの蒸気機関車は、市民に親しまれ、観光資源としての重要性を再確認されている。市長は、定期的なメンテナンスやイベントの開催を通じて、さらなる認知度向上を希望すると述べた。

一方で、適正なごみ処理についても注目を集めた。新清掃工場の供用開始に合わせて、全市域でのごみの分別ルールを見直し、地域ごとのニーズに応じた柔軟な対応を目指す考えが示された。加えて、今後の市民への周知計画として、説明会やパンフレットの配布が計画されている。

議会開催日
議会名令和元年第2回水戸市議会定例会
議事録
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