令和3年第2回水戸市議会定例会が6月4日に開会し、重要な条例改正について審議が行われた。
本会議では、税制や福祉関連の条例の一部改正が主要な議題として上程された。特に、水戸市市税条例の改正や生活保護法に基づく基準条例についての議論が活発に展開された。議長の須田浩和氏は、「市民の生活を守るための施策が不可欠である」と強調した。
公衆浴場の設置基準や障害福祉サービス事業基準の改正に関する議案も通り、従来の制度を見直す重要性が指摘された。田中真己氏は、「市民のニーズに応じた形で基準を見直すことが求められている」と述べ、市の方針に賛同した。
さらに、選挙関連の議題も日程に含まれ、茨城地方広域環境事務組合や水戸地方農業共済事務組合の議員選挙が行われた。この選挙では定数を超える候補者が選ばれ、各議員の選任が確認された。選挙結果については、議長が発表した。特に、水戸地方農業共済事務組合議会議員では、内藤丈男氏や栗原文隆氏が選出され、今後の期待が寄せられている。
最後に、次回の議事日程が報告され、さらなる議案の検討が約束された。議長は、「市の発展に向けた議論を続ける」と報じ、会議は散会となった。その後も議会は市民の声に耳を傾け、施策の改善に努めていく。