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水戸市議会定例会、教育行政や防災対策が主要議題に

令和4年12月14日の水戸市議会定例会では、教育行政や防災対策が主要な議題として浮上し、市の方針が確認された。特に学習障害児への支援が強調され、教育施策の充実が求められている。
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令和4年12月14日、水戸市議会の定例会において重要な議題が討議された。特に教育行政に関する質問が議員から多く挙がり、今後の施策に対する市の方針が確認された。

後藤通子議員は教育の目指す姿について言及し、多様性を重視した教育の重要性を強調した。また、教育部長の三宅修氏は、水戸市教育施策大綱が設定されていること、教育目標が明確に示されていることを報告した。さらに、学校が一人一人の児童の特性に応じた教育の推進に注力していることを伝えた。

さらに、学習障害を持つ生徒に対する通級指導教室の開設に関しても問われ、中学校での導入状況や今後の計画について具体的な進捗が示された。特に、浜田小学校に設置されたデモコースは好評で、通級指導を受ける児童は、自身に合った学習スタイルを見つけることができたとのことだ。

また、後藤議員は不登校児童生徒への支援体制についても質問し、教育部長は一人一人の自立支援に向けた取り組みを説明。特に、教育相談室を設置し、教育上の様々な問題への対応を強化していると述べた。

防災や災害時における支援体制についても議論が行われた。川上幸一部長は、茨城県看護協会との協定締結や福祉避難所の開設について言及。特に、聴覚障害者への配慮が強化されるよう、手話通訳者の配置を努める意向を示した。

後藤議員は災害時の支援体制として、聴覚障害者が安心して避難生活を送れるよう手話通訳者の派遣を要望し、市はこれに対し努めると答えた。また、地域でのボランティア登録制度の導入についても興味を示した。

終盤には、新市民会館の開館に向けた取り組みについても話が及び、状況報告が行われた。具体的なイベントの詳細や、地元商業界との連携をもとにした集客促進策について議論がなされた。市民からの期待に応えるため、様々な施策が模索されている。

議会開催日
議会名令和4年第4回水戸市議会定例会
議事録
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