令和2年第4回水戸市議会定例会が12月7日に開会された。
会期は16日間に決定され、予算や条例に関する37件の議案が提出された。
市長の高橋靖氏は,議案への提案理由を述べた。
新型コロナウイルスの影響を考慮し、感染症対策への取り組みを強調。
特に、議案第150号「水戸市職員の自己啓発等休業に関する条例」では、地方公務員法に基づく制度を導入することが装置される。
この制度は、職員のスキル向上を促進し、市政運営の効果を高める狙いがあると説明した。
また、議案第151号の「水戸市子ども発達支援センター条例の一部改正」も重要であり、療育指導の充実を図るため、分室を設置する方針が示された。
地方における子どもたちの支援体制を強化するために不可欠な施策と位置付けられている。
一方、議案第176号では一般会計補正予算に関する追加措置を提案。
その総額は19億4540万円に及び、その内訳は投資的事業やその他の支出の増加である。
特に、千波湖導水施設の整備や昨年の台風による被害復旧に向けた支出が含まれている。
議会では,これらの議案について反応があり、前向きな意見が多く聞かれた。
特に市民の健康と生活向上に寄与する施策への期待が寄せられた。
出席議員は28名で、全員一致で議案を進めることに決定。
水戸市は今後も、新型コロナウイルスの影響を受ける中で、地域経済の活性化を図りながら市政の運営を継続する意向を示している。
今後の議事日程では、14日に再度の議会が予定されており、引き続き議案の審議が進む見込みである。