令和元年第3回水戸市議会定例会が9月2日に開催された。
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本会議では、様々な議案が提案されたが、特に水戸市の手数料及び印鑑条例の改正が注目を集めた。
市長の高橋靖氏は、手数料条例の改正に関して、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴うものだと説明した。また、印鑑条例の改正では旧氏の印鑑登録を新たに可能にすることを打ち出した。
さらに、消防団員の関係法令に基づく条例の改正も行われ、成年被後見人や被保佐人を欠格条件から削除することが強調された。
都市計画に関する議案も多く、赤塚駅西線道路の新設に関する工事請負契約の締結が含まれていた。特に、工事は2工区に分かれており、地域経済に与える影響が期待される。
また、一般会計については、補正予算が提案され、総額7億425万円の増額が計上された。特に、教育部門では、笠原小学校の教室不足に対応するため、校舎の増築に着手する見通しが示された。
この他にも、予算に関連する様々な専決処分が報告されることとなり、議会は次回の日程についても確認を行った。
出席議員は議長の安藏栄氏を含む27名で構成されており、会期は23日間に設定されることが決定された。議員派遣においては、各地でのまちづくりに関する調査結果が報告され、今後の活動への期待が寄せられた。
次回の定例会は9月9日に予定されており、各議案の詳細な審議が行われることが見込まれている。